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捉え方によってかなり印象が変わる【The Idiots】

イディオッツ [DVD]イディオッツ [DVD]
(2011/09/07)
ボディル・ヨルゲンセン、イェンス・アルビヌス、アンヌ・ルイーセ・ハシング、トレルス・ルビュー、ニコライ・リー・コース、ヘンリク・プリップ、ルイス・メソネオ

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デンマークのドキュメンタリー風フィクション映画。
映画として観ると理解できないでもないが、見方によって
随分感想が変わる映画。

【ストーリー】

『内なる愚か者をさらけ出す』ことをポリシーとした数名の
グループが、障害者を演じて生活を送る”ゲーム”を楽しんでいた。

周りの反応は...

【レビュー】

映像の撮り方からして、ドキュメンタリーか??と思って見ていたの
だが、DVDに収録されていた解説を見てみると、これが明らかにフィクションで
出てる人間もすべて俳優だと分かると、なんというか...複雑な気持ちに
なる。

内容的にも障害者を扱った映画で、これは大丈夫なのか??題材としても
かなりキワドイ内容なのではないか?と思ってしまう。

無知で中防なガキが見たら、面白がって真似する奴が出てくるんじゃないか
という危惧すら覚える作品だ。

しかし、それと同時に、社会の障害者に対する偏見というか、扱い方というか
その人間心理の裏側にあるものをうまく表現した、世間に知らしめた、という
のがポイントだとしたらよい作品かもしれない。

だが、残念ながら制作側にそんな意図はないようだ。
解説なしで観ると、これはマジでヤバいだろ、ということをいくつも
やっている。

しかも、本作には、撮影中に突然ほんものの障害者が乱入するシーンがあり
そのシーンでは役者が素に戻ってしまう、というドッキリのおまけつきだ。
色んな意味で見ていて複雑な気持ちになる映画だ。

セリフなんかも結構アドリブが多いらしく、それだけに見ていると普通に
ドキュメンタリーなのか??と思わせる。

作り物のお話と思うには、ちょっと難しいぐらいの迫真の演技力が
そのアドリブで表現されているのだろう。

見る人によっては、かなり不快感を覚える作品だと思う。
しかし、かなり興味深い内容に仕上がっているのも事実だ。
もし、本作が社会の中の障害者への対応をさらけ出すことを目的に
していたら、一石を投じる作品として注目されたに違いない。

デンマーク語というのは、どこか北朝鮮のイントネーションに似ている
のか、激昂したときの言い回しはなんだか、北朝鮮の、あの国民的放送局の
アナウンサーの喋り方に似ていた。

本作を観る場合は、是非スペシャルフューチャーに収録されている
監督や演者のコメント集も併せてみて欲しい。

というか、見ないとこの映画の趣旨や端々を楽しめないと思う。
決して娯楽映画などとは一線を画する斬新な映画だと思う。
ただ、なぜこのテーマを選んだのか、そこには少々疑問を感じるが...

個人的には、なんだか、とても複雑な思いで観た映画でした。

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